.。.:*Distant memory.。.:*
「‼………アレン………さま……」

そこには、ミラの婚約者であるアレンの姿が。

「お前、アルシードのリオンだな?噂では聞いていたが……。まさか姫をさらうとは………」

リオンはミラを離し
「あのなぁ。人聞き悪りぃこと言うなよ。…俺が助けてなかったら、こいつ死んでたかもな」

「?!…………」

「ついでにショックで記憶なかったんだ。今は思い出したけどな?それともあれか、ほっとけばよかったか」

「っ………。姫を助けたことは感謝する。…だが今すぐ返してもらう」
アレンがそう話すとリオンは‘’はいはい‘’
といい

「じゃーな。ミラ」
「リオっ………」

グイッ
「姫っ………」
とっさにミラの手を掴むアレン。

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