.。.:*Distant memory.。.:*
言われるがままに部屋に入ると、ミラはベッドに横になっており

「ミラ?」
具合が悪いのか、心配になるリオン。

「あ、リオー…。おかえりなさい」
とむくりと体をおこす。

「どっか悪いのか?」
「ううん、大丈夫」
とミラは笑うも、どこか元気がなく。それが分かったリオンは
「…ミラ、ちゃんと話せ」

少し間をおくと、ミラは
「………リオ、今日…なにしてたの?」
「今日?まぁ色々と…」
「…女の人と??」
ミラにそう言われリオンは
「まー。そうだなぁ……。ん?なんで知って…」
そう聞くと、ミラは涙目になっており

「ミラ…?!なんで泣く………」

「見ちゃった……んだもん……。リオが……女の人の手触ってたり……宿で………話してるの………」



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