.。.:*Distant memory.。.:*
「さてと。あんたはどうしようか。殺すにはなぁ……」

コツ、コツとゆっくりミラに近づく海賊。
逃げたくても、力が入らず立てないミラ。

(私…殺されるの…???………っリオっ………)

頭には、リオンが浮かんだが、来るはずがない。
そう思っていた。

グイッ

「へぇ、噂どうり綺麗なお姫さんだな」

「やっっっ話してっ……」

当然、力には勝てないミラ。

「こいっ」

「離してっっ」
その時だった。
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