.。.:*Distant memory.。.:*
「ー…。やっと笑ったな」

「えっ?」

「ずっと不安そうな顔してたから。」

リオンにそう言われ、ミラはスプーンをおく。

「やっぱり……なにも思い出せないの。…今まで、何をしてたのか…」

「…無理に思い出さなくてもいいんじゃねぇの?」

「でも………。」

「今だけ、考えてろ。…そのうち、なにか思い出すだろ 」

「んー………」

頷くも、まだどこか不安そうなミラ。
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