.。.:*Distant memory.。.:*
ー…
甲板にでると、波の音が心地よく聞こえ、
夜空に浮かぶ月が海を照らしキラキラしていた。

「綺麗ー……」

思わずボーと眺めてしまうミラ。

「だろ?」

後ろから声を掛けたのはリオン。

「うん。こんな景色、初めて見たー……。あ、初めてでは…ないのかな?笑。私ここにいたんだものね、」

と、少し笑うミラ。
と同時に胸が痛むリオン。

「……ねぇリオ?」

「…?」


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