海までの道 ~あなたと私の距離~


存在かぁ…


そうだ、私は航太にとってどんな存在なんだろう。


きっと航太も私と同じ気持ちでいてくれているはず。


家に帰ってきてからも、航太の声が頭に残る。


『はぁー』


大きなため息をつきながら、ベットに倒れこんだ。


そういえば、あの着メロ…


震える手でボタンを押した。
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