海までの道 ~あなたと私の距離~
第2章

気がつくと駅前に出ていた。

『うわっ、二駅分歩いちゃった。』

歩き疲れたはずなのに、とてもすがすがしい気分。

『たまにはバスに乗って帰るか…』

大勢の学生たちの間に入り、バスに乗りこんだ。

心地よい揺れと、高校生達のおしゃべりがBGMとなりいい気持ち。

いつのまにか眠ってしまった。

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