先生に恋した私
3分後

「葵!ごめんね?」

「いいの、いいの!じゃあいこっか!」

葵が通ってる塾は個別指導の塾だった。
いつもは車でいってるみたいなんだけど、今日は駅から近いからと、電車でいくことにした。


塾に入ると
「こんにちわ!!」

元気のいい挨拶をたくさんの講師の先生がしてくれる。

葵は座席表を見て、
「陽!あそこの一番奥だよ!
私は...あっこか。少し遠いみたい。
じゃあ、また帰りに!」

「うん、ありがとう」

葵は私に席を教えてから、少し寂しそうな顔をして自分の席へと行った。

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