涙〜あなただけが〜
「俺は言ったのにな〜...」
「付き合ってから全部好きっていったじゃん!」
それは本当だもん
「聞きたい」
そんな真面目に聞いてこないで
答えちゃうじゃん
「...優しくて、無意識に私の弱いときにそばにいてくれるところ、バスケしてるとき」
「そっか」
口だけできいたらその反応だけじゃ
不安になるけど
晴人は笑ってくれてた
満面の笑みを私に向けてくれた
「香澄が辛いなら俺がそばにいる」
「ありがとう」
ずっとこのままいたい
帰りたくない
晴人と一緒にいたい