涙〜あなただけが〜
こんな漫画みたいなこと
あるわけないって思ってた
違った
これが現実なんだ
「...香澄?」
「...........................」
「ちょっ、大丈夫?」
異常なくらい手足が震えていた
気づかれちゃいけない
どこかでつけられてた...?
じゃなきゃ晴人がいることなんて
わかるわけない
半端じゃない恐怖
奴らの情報網は図りしれなかった
ただ一つわかること
それは
もう誰にも頼ってはいけないということ