涙〜あなただけが〜

──────────



「香澄ー?晴人になんのようだったの?」


「へ?あ、なんでもない」



「まあ喧嘩はほどほどにね?」



そう、優しく言ってくれる彩の後ろに
私の目は奪われた



───ドクン...



見てた、よね...



そこには鋭く私を睨む茜ちゃんの姿があった



私が悪いんだもん

まだ、聞けてないし...



でもなんか...怖い...




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