first love
ズルさ
眠れないまま朝がきた。
あたしの涙と、
きっと店長の涙で濡れた枕はまだ乾いてなかった。
隣で眠る店長をしばらく見つめてた。
店長には、こんなあたしもったいなさすぎる。
最低でずるいあたしは、
この人といるべきじゃない。
あたしなんて、愛されるべきじゃない。
あたしは、足音一つたてないように
最低限の荷物を持って家を出た。
タクシーに乗ったところでメールした。
《裏切ってごめんなさい》
あたしは、翔を選んだ。
自分の首を絞めている。
でもいい。
ボロボロになっても、傷ついてもいい。
それでも翔といたい。
あたしの涙と、
きっと店長の涙で濡れた枕はまだ乾いてなかった。
隣で眠る店長をしばらく見つめてた。
店長には、こんなあたしもったいなさすぎる。
最低でずるいあたしは、
この人といるべきじゃない。
あたしなんて、愛されるべきじゃない。
あたしは、足音一つたてないように
最低限の荷物を持って家を出た。
タクシーに乗ったところでメールした。
《裏切ってごめんなさい》
あたしは、翔を選んだ。
自分の首を絞めている。
でもいい。
ボロボロになっても、傷ついてもいい。
それでも翔といたい。