キミと






「んー… 、手書きの地図だと、ここらへんなはずなんだけど……」





もしかして、私道間違えたかな。







笑えない……。







とりあえず、近くの交番探して、聞いてみようかな。










「あ、今日の雲の形わたあめみたい♪」








なんて、空を見上げ歩きながら呑気なことを考える。









「ぅわっ!?」



「…きゃっ…!?」









上を向きながら歩いていたせいで、人と思いきりぶつかってしまった。











「ご、ごめんなさ………」










「いえ、こちらこそ…」








こ、こんなイケメンいたんだ……。


思わず見とれてしまうほどのカッコ良さ。言葉を失っちゃった。







ミルクティー色のサラサラの整えた髪に切れ長の瞳。






大人っぽいなぁ……。


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