もう、やめにしましょう



私は急いで
先生の肩を持ち上げる




「なにいってるんですか?
そんなに謝らないでください…」




「君の気持ちは伝えてくれた
次は僕の番だ」




また

眼鏡の向こうから
私を見つめている




「じゃあ、先生の話、聞きます…」





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