窓からいつも見てたんだ
時は流れ流れて昼休み、お昼の時間になり私と桃は屋上でお昼に仕始めました。
「んで、鷲宮君が好きだって!まぁ顔はカッコイイけどさぁ、なんか近寄りずらいってゆうか、話しずらいってゆうか・・・どこが好きになった訳なんだい?」
桃がお昼ご飯のチョココロネを食べながら聞いてきた。
私は飲み物を飲みながら少しうつ向いて言った。
「う〜ん、なんかさ、いつも誰とも喋ってないし・・・」
「あのね、桃、なんか鷲宮君ってたまにね凄く悲しそうな顔して黒板を見てノートとってるんだよ!本当は何か悲しい事とかがあるんじゃないかなって?」
「そんな事考えながら鷲宮君をずっと見てたの私、そしたらなんか胸がドキドキしてきちゃてさぁ。守ってあげたいとゆいか、なんとゆうか、この気持ちはきっと好きって事なんじゃないかと思って・・・・」
「母性本能」
「えぇ!!!」
桃がニヤッと麻美を見ながらつぶやいた。
「この際試してみなよ。今日、麻美日直じゃん!鷲宮君に優しくしてあげれば高感度アップかも!!鷲宮君帰宅部だしさ!!!」
「そだね!!!頑張れ私!!!」
「そーだ、そーだ!頑張れ麻美!!!!!」