向日葵の事情

GJ(グッジョブ)…イケメン

と、心の中で親指を立てた


あたしは最後まで演じきってありがたく帰らせてもらおう

「えぇー、折角ここまで来たのにもう帰らなきゃいけないんですかぁ?」

あたしは甘えた声を出す

彩都の機嫌が更に悪くなったように見えた

この調子だ
もっと、嫌われてしまえ…

「あたしぃ、バストとかFカップあったりするんですけどぉ、興味湧きません?」

まさかこんなところで自分のカラダを売りにするなんて思わなかったけどね。

彩都は不機嫌オーラ満載。
隣にいる梓は顔が真っ赤。
メガネ男は溜息をつく。

そしてイケメン黒髪はゆっくりあたしに近づいてきた

え、追い出すんだよね?
まさか、バスト聞いてムラっときてはないよね
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