向日葵の事情

「あ?あんな現場見てほっとけないだろうが」


「……ちっ」


口悪いな。
黙ってれば美人なのに。


ま、それより今こいつを見つけれてラッキーだったぜ

「まあいい。それより連れて行きたいとこがあるんだよ」



俺は有馬の手首を掴み、
後ろにいた3人を率いて

ある場所に…空海の倉庫に連れて行った



歩いて数分、もう12時を回っていた


有馬を幹部室に入れた

彩都は嫌そうな顔をしたが、保健室で有馬を信じると決めた以上は文句を言わない

「なによ、いきなり連れてきて」

よくまあ女が空海幹部に喧嘩腰で物事言うなぁ、こんなことまずないから新鮮だ


「俺らは、暫くお前とは関わらないって決めた。つい数時間前に」

「あっそ、なら帰るわ」

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