向日葵の事情

さっきまで同じソファーに二人して並んで座ってたけど、あたしは端っこまで追いやられた

真っ赤になってく顔を見られたくなくて
晴哉に背を向けたけど


ぎゅ


「ひゃあぁぁ!」


ちょっとー!
後ろから急に抱きつかないでー!



「……有馬」



あっ…晴哉の息が耳に当たってくすぐったい

なんか、すごくドキドキしちゃうよ…





「お前、ちょー面白いwww」


さっきまでのドキドキ返せーー!
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