向日葵の事情


「有馬」

なんで、こんな時に時雨が来るのよ…


あたしは時雨に連れていかれた

行った先はホテル


「全く…連絡しろっつーの」

「なんで来たの」

「なんとなく」



「じゃあ、あんたがあたしの性欲処理してくれんの?」



そんなわけないじゃん。

でもいきなり連れて来られて
イライラしてんのよ。


「いいよ、その代わり俺以外とはやめろよ?」

「は?あんたの親友の元カノだよ?しかも別れたかもわからない関係なのに」

「だからセフレで割り切ろうよ」


時雨はダブルベッドにあたしをそっと倒した。


真剣な顔に拒否することはできなかった
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