ぶりっ子ちゃんは奴隷


なんか、徐々に後ろに威圧感が・・

それに心なしかドドドドって音が・・

恐る恐る振り向くと


女子の大群を引き連れたヤツが余裕な顔して近づいてくる。


「やっぱりぃぃぃ!!!待って待って潰される!殺される~!」

 
前に人がいるっていうのに、なんでそんな大群つれて躊躇なく走ってこれるの!?

やめて、やめて近付かないで!


ドン、ドン、!


「ぶふっ!」

顔面やら肩やら押されまくりであっという間に弾き飛ばされた。


なんだこの軍団・・

「周りのことも少しは考えろつっつうの!」

「そんな小声で聞こえるわけないじゃん」

後が怖くて叫べなかった。
情けない。
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