美しき少女の闇
そして母と私で夕食の準備をしていると出掛けにいっていた父と妹が帰って来なかったのだ
「お父さんたち遅いわね」
「すぐにかえってくるわよ」
そろそろ帰ってくるかと母と話していたら電話がなった
父からだと思ったお母さんがでるとだんだん泣きながら話しているのが聞こえた
「…?お母さん、どうしたの」
「……っ…ラウナ…お父さんとミリアがし…っ……死んだって…う、うう」
やっとのことで
話終えたお母さんは、泣き崩れた
「…えっ…おと…さん……み…り…あが
死んだ?」
私は、ショックで
泣いているお母さんをただ呆然と眺めていることしかできなかったーーーーー