美しき少女の闇
少女の絶望
「お…お母さん」
バシッ
「お母さんなんてお前が呼ぶな!」
私は、頬を殴られてから
そう
吐き捨てられた言葉に涙した
「……っ…く……」
お母さんは、
あの葬儀の後からだんだん壊れていって
お父さん達がいなくなった寂しさを埋めるかのように
……お酒と男に溺れていった
そう……お母さんは、進んで娼婦という職についたのだ
朝から大量のお酒を飲み
夜になったら
町へ出て男を探しにいく
そしてお母さんは、男を連れて
家に連れてくるから
夜はとても怖い……
そんな生活が2~3年たった時