塗り替えられた真実と復讐


がちゃっと音がした方をみると


優「俺は、魁龍の総長の優斗(ゆうと)だ。てかなんで縄ほどいてんだよ。」


沙「ねぇ。人質には私がなる。だから、この子たちは、解放してあげてよ。」


優「いいだろう。」


渚ちゃんと凛ちゃんは


幹部らしき人に連れて行かれた。


変なことしたら、許さないからって


言って


そして、この部屋は


優斗さんと私だけになった。


沙「悲しい目してるじゃん。黒龍に恨みでもあるの?」


優「ないとでも思うか?」


沙「思わない。どんな恨み?」


優「黒龍は俺から、大事な妹を奪った。」


沙「妹…」


優「お前こそ、なんかあったのか?」


沙「あんたと同じように、双子の兄と妹を奪われた。あいつらに」


同じ過去だとはな


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