Magic Academy ~古からの盟約~
「…辛くは、ないですか?」

そらが聞くと、長老は少し驚いた顔をした。

「それは大丈夫だ。コントロールできるからな。勝手に見えることは稀だし、心配はない」

長老の言葉に、そらはならよかった、と笑った。

「で?聞きたかったことは以上か?」

長老に言われて、そらは慌てて質問した。

「仮面について、何か分かってることとか、知ってることがあったら教えてください!」

そらが言うと、長老は真面目な顔に戻り、少し考えてから口を開いた。
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