Magic Academy ~古からの盟約~
「あれは大昔に消滅したはずなんだが…」

「消滅?」

聞き返すと、長老は頷いた。

「変な連中がいたんだ。そいつらは、生け贄を捧げれば、世界を変える力を手に入れられると信じててな」

ふう、と息を吐き、思い出すように、長老は続けた。

「まぁ、結局それは失敗して…いや、ある意味成功ともいえたのか?まぁ、とにかく、思ってたような力を手に入れることはできず、そいつらも一掃されたと思ってたんだが」

「そうじゃなかった、ってことですか?」

そらが聞くと、長老は小さく唸った。

「そこなんだ」

はぁ、とため息をつく彼に、どういうことですか?とそらは尋ねた。

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