君と過ごした夏
8時40分にはみんな体育館に移動してるはず…
そんなことを考えながら新しい学校に到着する。

『今日からよろしくお願いします!!』

あたしはこれからお世話になる学校に挨拶をしてから教室に向かおうとしたときだった。


「フッ。」

うしろから声が聞こえた。

「変なやつ」
バカにしたような言い方。なんなのこいつ。
むかつくーーー!

『バカにしないで!』
「はいはーい」
なんなのあいつ。ほんっとムカつく。





これがあたしと光輝の出会いだった。

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