谺する愛


夫との思い出と、小森と出合った


喜びの困惑を隠せなかった。



「良いですよ、泣けるだけ 泣いて良いですよ。


遠慮せずに思い出に浸ってくださいよ。」と


真知子から離れて一人何処かへ出かけた。



令子は疲れたのか、




「お母さん探したのよ、喉が渇いたの、


飲み物を買って来るね。」と、また駆けて行った。

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