谺する愛




「ねえ 考えて見てくださいよ。


牛の世話はしなくとも良いですよ。


僕がしますから 傍に居て欲しいのです。」



それでも真知子は応える言葉はなかった。


「もう少し時間をくださいね。」と


言って住所と電話番号を聞いて真知子は別れた。


小森は何度も電話で真知子を説得した。




小森に説得された真知子は、令子と話し合った。


令子は、淡々として言った。


丁寧に優しく指導してくれた小森を信頼して居たのだ。




< 39 / 69 >

この作品をシェア

pagetop