プレゼントは・・・おにいちゃん!!?


「はいは~い。
てか、早く終わらせないと
海いけなくなるぞお?」


「わかってるって~。
ていうかねえ、この量、
終わるわけないからっ!」




あたしがそう言うと、
敦志は深いため息をついて、



「お前さあ~、
やる前から諦めるなって!


2人で協力してやったら
絶対終わるからさ!」


と、太陽みたいな笑顔で、言った。




確かに・・・そうだね。


まだ時間あるのに、
諦めちゃってたらダメだねっ・・・





「・・・うん、やる」




「おっしゃ!その意気だぜ」




・・・ありがとう、敦志。



素直じゃないあたしは、
こんなこと本人に言えないけど。
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