プレゼントは・・・おにいちゃん!!?
「心の準備だってあるし・・・。
なんで、そこまでしてまで
そんなこと言うの?
敦志は、・・・・・・
ただヤリたいだけなの?」
言っちゃ、いけないと思った。
けど、言ってしまった。
「なんだよ、その言い方・・・」
敦志のほうに顔を向けると、
怒っているというより、
悲しい顔をしていた。
「それが、唯の本心かよ?」
泣きそうな、弱い声。
「・・・・・ゴメン」
「なんだよ、ゴメンって。
唯の本音、俺に言って?
ちゃんと、聞くから」
あたしを抱きしめてた腕を離し、
お互い向き合った。