プレゼントは・・・おにいちゃん!!?
「……唯」
敦志は,顔を下に向けたまま
静かにあたしの名を呼んだ。
「うん?」
何言われるんだろ。
怖いな…
「…唯の言いたいこと,
よくわかったよ。
俺,焦りすぎたな。
不安にさせて,ゴメン」
そう言って,
敦志は笑った。
それから,あたしを
優しく抱きしめ,
頭を撫でてくれた。
「ううん。
わかってくれたなら
あたしはうれしいよ。」
敦志の腕の中…
ほっとするよ。
やっぱり大好き。