プレゼントは・・・おにいちゃん!!?


起こさないように
そーっと近づいて、
敦志の唇にキスをする。



「…ん~っ…」


もぞもぞと
寝返りを打つ敦志。


…起こしちゃったかな?



眠っている敦志に
目を向けると、
何事もなかったように
また眠り始めた。



ああ、よかった。
起きなくて。



…と、そう内心
ホッとしたのもつかの間。




いきなり強く腕を引っ張られ、
敦志の上に覆い被さる形に
なってしまった。


「きゃっ」


お、重いよね…
今すぐどけなきゃっ;;


< 62 / 66 >

この作品をシェア

pagetop