愛してる。 〜愛してる。とか言わないで☆続編☆〜
愛してる。
「クレープ食べよ〜」



「まだ食うの?」



楓の腕を引っ張ってクレープ屋さんに向かう途中。


見覚えのある女の子…



「あ…」



あの時の、バイトの人…?


「楓くん!」



気づいてこっちに歩いて来る…



「もしかして…噂の彼女さん?」



私を見てそう言った。



噂…?



「え、いや。まぁ…」



楓は動揺しまくりで繋いでる手からも汗が…



その人は、かわいい笑顔でこっちを向いた。



「楓くん、いつも彼女の話ばっかりでね…」



えぇ〜!



嬉しいけど恥ずかしい…



笑顔で応えると、



「ほんとだ!笑うと幼くなってかわいい」



そう言われて真っ赤になった。



< 30 / 32 >

この作品をシェア

pagetop