ぽっかぽか
夜にはお月様が

沢山のお友達を連れてくる。

お星様はとても小さいのに、

今も昔からも凄く長い時間

堂々と光っていて、

堂々と微笑んでいた。

そして、みんなにこんな事を伝えていた。


辛いことを思い出してごらん?
僕達が朝が来るとともに
旅立つ時に連れて行ってあげよう。
だから安心して眠るといいよ。
君の涙が星になって輝くよ。


そんな事を聞いて私の心は

青くなった。

夜空のように深い青色に。

そして、目元からは輝く流星群。

気づいた時には夢の中だった。

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