太陽系な君へ
「君が一条ゆいさん?」



透明な声で尋ねられる。



にこり と微笑んだその顔は、外国の絵本に出てくる天使のようだった。



綺麗な人だなぁというのが私の第一印象だった。



「おはよう。今日からよろしくね?」



「うん。」


私は緊張しまくりだった。
こんなに綺麗な人が隣にいるんだもん。

<緊張するのも無理ないよね>


そう自分に言い聞かせ少し落ち着く。








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