R・中学校◆怪談話
第一話・呪いの人形。
昼休み
「ねぇねぇ、しってる?」
友達の、まりが話し出した。
「なに?」
めちゃくちゃひまだった私、まなみはまりの話に耳をかす。
「ここのウワサ話。」
「知らない!おしえてー。」
わたしは、ねだった。
「内竹先生の話なんだけど、その先生は、女の子の人形を持ってるんだって!」
まりが言った。
「うわー!キモ~イ。」
わたしが言った。
「今日の夜に見に行かない?」
まりが言い出した。
「えー・・・。うーん、しょうがないなー。」
わたしは、オバケは、全然怖くないし、霊感もないと思い、行く事にした。
(でも、呪いとかは信じてしまう、わたしだった。)
「よーし!じゃあ、後で電話するから!」
まりがそう言った。
「う、うん・・・。」
わたしは、重い返事をし、家に向かった。
家
帰って7時ぐらいに、まりから電話が来た。
「これから、7時半までに準備をして学校だよ。親に見つからないでこれる?」
「大丈夫。」
つごうよく、2人の親は、出かけていた。
「じゃあ、バイバイ・・・。ガチャ」
「よーし。いくか。」
まなみは、準備をすませて、家を出た。
これから、恐ろしい事がおこるのを知らずに。