毒舌とうさぎ




学校が終わり下校する


早希と田倉とエマは電車が反対なのでのんと一緒に帰る

まあそれはいつものことだけど




電車の中で早速俺はのんと求人票を見てみた


ズラズラと色々なバイトがあるなー


「んーどれにしようか迷うよねー
レンは興味あるやつないの?」


「まあ強いて言うなら本屋かな?」


「あー昔から本好きだったもんね」


「色んな本を並べるとか最高かよって思っちゃうな
のんはなんかある?」


「スーパーの品出しが安パイかな」


「おぉー…ってかお前、部活やってたらバイト出来なくね?」


「……あ」



のんは少々頭が悪い



電車を降りて最寄駅に到着する


いつもの帰り道だったが


まだまだ求人票を見たいという理由で家の近くの公園のベンチで見ることにした


「えーもー部活あったらバイト出来ないなんて誰が考えたのー!最悪だぁ
早希との女旅がぁ」


「おばさんにお金とかもらえないの?」


「もらえるけど、そんなにしょっちゅうもらうのも嫌じゃん」


眉間にしわを寄せながらご立腹の様子ののん


まあ仕方ないな






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