毒舌とうさぎ
こいつはいじめがいがある
ちょうどいいおもちゃを見つけた子供のように俺は栗原に近づき
必殺!膝かっくん!!
綺麗に膝かっくんが決まって見事にこける栗原
「はっはっはっは!!
おもしれーやつだな!こんな綺麗にこけるやつなかなかいねーぞ!」
俺は栗原を指差し笑うするとどうだ
栗原はこちらをはじめて睨み
涙目でふざけんなという表情を見せた
俺はごめんと思いつつも言葉にせず
「立て。だるまさんと同じで立ったら立ち上がるんだよ」
俺は栗原の腕を上に引っ張り立たせる
少し怒ってるのか俺の手を振り払ってどこかにまた向かう
おそらく職員室に向かうのだろう
「おぉーいごめんって!
職員室だろ?一緒に行こうぜ」
「…やだ」
あぁおこだこれ
こいつも怒ることあるんだな
と思いつつも俺はとことこと栗原の隣に行きついていく