毒舌とうさぎ



校舎裏まで来た



トイレの中はわりと綺麗にしてあるようだ


しかし気を抜いてはいけない



この足が繋がれた状況でどうやって用を足すか



考えてみるがそんなに時間に余裕はない


えーい!この際だ!見られなきゃいい!



「栗原!目をつぶれ!ションベンするから!」


「えぇ!そ、そんな…」



まあ普通ならありえないが今の状況では仕方ないだろう



足が繋がれているのだから




俺は急いでチャックを開けた



その行動にも焦る栗原は俺に背中を向けて目をつぶる



何も恥じることなく俺は用を足した



背中の方にいる栗原の様子はわからなかったが
すまん。とだけ思っておく



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