Dream*Voice
「大丈夫??」
と手を差し伸べながら声をかけてくれた大夢君を見た瞬間
怖さで固まっていた涙が溢れてきた。
『ひ...ろむ...く...ウッ..こわかったぁ..』
涙をながすまい!と我慢していたから、情けない声が出てしまった。
「怖かったなぁ…もう大丈夫..俺がいるから..」
そういいながら背中をポンポンしてくれた大夢君。
その瞬間、安心感につつまれ、
まるで氷が溶けていくように、涙が溢れ出た。
大夢君はずっと、怖かったなぁ。
と言いながら、ずっとそばにいてくれた。