Dream*Voice
ファミレスにつくと、私以外の女の子3人と男の子4人がもう集まっていた
「もう!!美音遅いよ〜」
『ごめんごめん!!』
まだ5分前なんだけどな笑"
「じゃあ、全員揃ったし、行きますか!!」
「え、行くってどこに??」
紗記が焦りながら聞いた。
もしかして...
「え、カラオケだよ?」
サッカー部の隼人君(hayato)が言った。
「ちょ、聞いてないよ!」
「合コンと言ったらカラオケだろ?何でそんなに焦るんだよ。」
同じくサッカー部の玲斗君(leito)
「そ、それは、」
チラッと紗記がこっちを見た。
焦っているようだった。
それは、私が音楽を避けていることを知っているから。
カラオケには行きたくなかったけどこの場の空気も乱したくなかった。
紗記も楽しみにしていたし。
『いいね!カラオケ!行こう!』
笑顔を作って明るく言った。