彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐
互いの唾液と吐息が燃えるように熱く、絡み合う舌が更に興奮を駆り立てた。
「ダメ……だ」
唇を離し、俺は自分に言い聞かせるように呟いた。
唇は薫子の唾液と自分の唾液でべたついている。
本当はこのまま薫子を押し倒してしまいたいと思う。
薫子もきっと拒絶はしないだろう。
人形自体、そういう行為ができるように作られている。
でも……。
俺はなんとか理性を取戻し薫子に部屋着を着せた。
薫子は少しさみしそうな表情を浮かべている。
「ごめん薫子。今のことは忘れてくれ」
俺はそう言い、再び机にむかったのだった。
「ダメ……だ」
唇を離し、俺は自分に言い聞かせるように呟いた。
唇は薫子の唾液と自分の唾液でべたついている。
本当はこのまま薫子を押し倒してしまいたいと思う。
薫子もきっと拒絶はしないだろう。
人形自体、そういう行為ができるように作られている。
でも……。
俺はなんとか理性を取戻し薫子に部屋着を着せた。
薫子は少しさみしそうな表情を浮かべている。
「ごめん薫子。今のことは忘れてくれ」
俺はそう言い、再び机にむかったのだった。