彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐
「うぅん……」


俺は腕を組んで頭を傾げた。


一体なにがどうなっているのか、全く見えてこない。


「とにかく彼女人形にも気を付けた方がいいと思って、昨日燈里に電話したのよ」


「あぁ。そうだな。そんな恐ろしい噂があるってことは、やっぱりただの人形じゃない可能性がある」


諒が言う。


俺は2人の言葉に素直に頷いた。


「わかった。美奈、教えてくれてありがとう」


そして今日最後の授業が始まったのだった。
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