彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐
☆☆☆
「ごめん、お待たせ」
リビングへ下りて行くと美奈と諒、そして母親の3人が談笑していた。
テーブルの上にはお見舞い用のフルーツが用意されている。
「おっそいよ燈里!」
「おいて行こうかと思ったぜ」
「おいおい。俺を置いて行ったら悲しむのは結音だぞ」
そう返事をしながら、机の中から咄嗟に持ってきた真新しいシャープペンシルを美奈へ差し出す。
「なに、これ?」
「最新型のシャーペン」
「へ?」
美奈はシャープペンシルを手に取り、クルクルと回して見ている。
プラスチックの表面が電気の光でキラキラと光る。
「なにが最新なの?」
「ごめん、お待たせ」
リビングへ下りて行くと美奈と諒、そして母親の3人が談笑していた。
テーブルの上にはお見舞い用のフルーツが用意されている。
「おっそいよ燈里!」
「おいて行こうかと思ったぜ」
「おいおい。俺を置いて行ったら悲しむのは結音だぞ」
そう返事をしながら、机の中から咄嗟に持ってきた真新しいシャープペンシルを美奈へ差し出す。
「なに、これ?」
「最新型のシャーペン」
「へ?」
美奈はシャープペンシルを手に取り、クルクルと回して見ている。
プラスチックの表面が電気の光でキラキラと光る。
「なにが最新なの?」