2月14日


 『あ、明菜!?』

 「何でここに…」


 そこにいたのは数時間前に別れたはずの明菜だった。


 「優菜の電話が繋がらないから家に行こうとしたんだけど…」


 そう言って彼女は私と慶太をチラッと見る。


 「……心配なさそうね」

 『明菜!!』


 彼女に勢いよく抱きつく。





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