夏の雪

疲れた顔を隠すためのとびきりの笑顔で


お客さんの相手をする。


ただお酒を注いで話相手になって


酔っぱらいのカラオケに付き合う。


指名されれるたびに席を変えて接客する。





私は客に媚びない。


客は客であって一人の男としては見ない。


どんなにしつこく連絡先を聞かれたって


強引に体を触られたって


私は全て拒み冷たくあしらう


少しでも許せばそれは私を壊していくから。








あの時みたいに・・・

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