夏の雪

夜のバイトを


まだ始めたばかりの私は


酔っぱらった客達が怖くて


いつもカウンターの隅っこで


お店の中をボーっと眺めているだけだった。


そんな私を見つけた一人の常連さんは


私に優しい笑顔を向けた

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