夏の雪

私がそんなしゅんちゃんに見入ってたら


あっという間に綺麗にポニーテールになっていた






「あ、これ小白ちゃんじゃん」



鏡の端っこに飾ってある小さな女の子の


写真を見てしゅんちゃんは笑った



「来週は来れるみたいだから・・」



「そっか俺も久しぶりに会いたい」



「しゅんちゃんが会いに来てくれたら小白も喜ぶよ」



それから学校に着くまで小白の話ばかりしていたら


学校までの道のりなんてあっという間だった
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