白雪姫のしんちゃん
「宿題見せて!!」

「やだよ。自分の力でやれよ」

「いーじゃん。減るもんじゃないし」

“バサッ”

あいつは、華麗な動きで…いや、強引に俺のノートをとってきた。

「あぁお前っっ。ちょっとまて」

時すでにおそし……


「なぁ〜んだ。シンちゃんも、やってないじゃん」

あいつは、自分の事は棚上げにして俺にそう言って、しなやかに………? 慌ただしく俺の元を離れた。

「ハァ」

どこからか、大きなため息がでる。
理由は多分あいつだろう。


大和 一陽 (やまと かずよ)

元気な太陽…よりも強い、温暖化の進む太陽のようなあいつに、ピッタリの名前だろう。

そして、あいつの1番の問題は…
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