私の生きる道
ーー奏 ニューシングル【もう一度】発売決定!ーー
テレビの画面に映し出された文字。
紛れもなく、私のこと。
安藤 かなか 20歳
奏(かなで)という芸名で
歌手やってます。
芸能界という日の当たる仕事を始めたころ
怖いくらい芸能界の荒波にもまれた。
どんなに頑張っても誰も見てくれない。
どんなに歌い続けても誰も聴いてくれない。
そんなとき、マネージャーのよっちゃんこと、
四谷あかね に言われた一言が私を変えたんだ。
「人のために歌うんじゃなくて、
自分の想いを歌にしなさい。」
愛してると
一人きりの寂しい夜
いつも思うのは、貴方のことばかり
いつの間にかすれ違ってた
いつの間にか貴方が隣からいなくなっていたの
なにがダメだったのかな?
私じゃダメだったのかな?
あの娘じゃなきゃいけないの?
貴方を好きになって
恋がこんなにも辛いものだと
初めてしりました
こんなにも好きなのに
貴方は離れていくばかり...
いつも二人で歩いたこの道
今は一人で歩いてる
たくさんケンカもした
涙も流す日だってあった
だけど最後には必ず
笑顔になれていた
こんなにも好きになるなんて
思わなかったのに
私にはあなたが必要なのに
貴方に私はいらなかったのかな?
貴方に出会って初めて
愛をしりました
出来ることなら
貴方にもう一度
「愛してる」といってほしい
「愛してる」と
こんな歌詞よく思いついたわ(笑)
自分が一番思ってること。
恋愛もろくにしなくて、
人と関わりあうことさえしなかった私。
他の歌手が歌ってるのを聴いて
ただ"すごい"っておもっていたのに
まさか自分がこんな歌詞書くと思わなかった。
恋する女の子の気持ちなんかわかるわけないのに。
こんなにも、せつない気持ちあらわせるなんて思わなかった。